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2008年6月26日

「叱」の印刷標準字体「𠮟」の表示テスト

とりあえず「𠮟」(口(くち)へんに七)を表示するテスト。ちなみに現在、文化庁の文化審議会国語分科会漢字小委員会にて、新常用漢字表(仮称)の策定作業が進んでおり、現在は表外字である「しかる」という字が新たに選出される可能性が高まっている。小形克宏さんのブログ記事によると、今のところ字体の選定はなされていないようである。もしも標準の字体として、情報通信機器では一般的な「叱」ではなく、表外漢字字体表における印刷標準字体の「𠮟」が採用されるようだと、その字は新常用漢字と人名用漢字の中でおそらく唯一、Unicode(UTF-8とUTF-16のいずれも)において4バイト(Unicodeスカラー値はU+20B9F)となる。ちなみに、漢字小委員会の直近の配布資料では、どうやらそちら(「𠮟」)のほうらしい。さて・・・

(2009年2月1日追記)以前はUTF-8の4バイト領域の文字をそのまま掲載可能だったのだが、いつの間にかその文字(口へんに七)が消去されてしまった。ブログサーバ運営側(ブログ人)による各種メンテナンスの際に、おそらくデータ形式の移行が発生し、4バイト領域の文字が扱えなくなってしまったようだ。推測するに、今までバイナリとして通していたのを、(4バイト領域未対応の)UTF-8文字列として扱うように変更したのではなかろうか。少々残念な気もするが事情は理解できるし仕方ない。「𠮟」という、数値文字参照の形式に変更しておく。

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ブログ人登録 2008年03月15日