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2009年7月 5日

ココログフリーが1年間未更新でも削除されない件

昨年の3月にココログフリーからブログ人へ移行したのは、ココログフリーの自動挿入広告(Google AdSense)への不満が高まったところへ、1年間記事の新規作成がないブログは削除するとの規約改定が最後のひと押しとなった。

その移行からすでに1年以上の月日が経っているものの、旧ブログは新規の記事がないまま存続している。どうなっているのだろうかと思い、4月にココログ(@nifty)の問い合わせページから質問してみた。

すると、以下のような回答がメールで返ってきた。

【回答】
2008年4月1日より、ココログフリーは、1年間新規で記事の作成がないアカウントにつきまして、毎月自動的に削除をさせていただきます。

【対象となる方】
ココログフリーをご利用の方で、前回の記事投稿から1年以上新規に記事を作成されていない方。

小川様は自動削除の対象となる条件を満たしております。そのため定期メンテナンスにより自動削除が行われます。誠に恐れ入りますが、今しばらく削除までお 待ちいいただきますようお願いいたします。ただし、削除の時期やタイミングについてはこちらとしてもわかりかねる情報となります。ご了承願います。このま ま自動削除をお待ちいただくか、もしくは小川様ご自身でブログを削除していただきますようお願い申し上げます。

 ココログ(フリー)の解除は、以下URLからお手続きください。
(以下略)

「削除の時期やタイミングについてはこちらとしてもわかりかねる情報となります」とはどういう意味なのだろうか?規約改定の説明には、1年間新規の記事がない場合はメールで通知したうえで翌月の初旬に消去すると明示しているのだが。メールの回答にもあるように、私のブログはその対象となる条件を満たしており、4月初旬に消去されるはずであった。

削除自体を止めたのだろうか?それとも、削除を延期する非公開の条件があるのだろうか?

もしも非公開の条件があるとしたら、想定されるのはアクセス数である。自動挿入広告で運営費用を賄うビジネスモデルなのだから、ある程度のアクセス数を得ているブログを消去してしまうと、運営費用以上に収益が減少してしまうことになる。

しかし、私のブログは新旧どちらも、1日で数十アクセス程度のものだ。時々急増することもあるが、それでもせいぜい数百程度。移行してから1年以上、ほぼ同じような状況が続いている。特別扱いするほどのものでもないと思う。

先のメールの回答については、それ以上深追いはしなかった(しても無駄だろうし)。少々検索もしてみたが、求める情報は得られなかった。想像でしか言えないのが何とも歯がゆい。

さて、回答では「このまま自動削除をお待ちいただくか、もしくは小川様ご自身でブログを削除していただきますようお願い申し上げます。」と言ってきているのだが、どうしたものか。何んとなく考えがまとまらないまま時間が過ぎた。

相変わらずココログはトラブルが多いようで、最近でも、複数アカウントを使用するユーザから「ログインできなくなった」と苦情が来ているのに対し、「不具合ではなく、シングルサインオン(SSO)での仕様となります」などと言っている。複数ブログの管理画面や別アカウントの Web メールを同時使用するユーザの存在を事前に検討していなかったらしい。こんなことで、本当に大丈夫なのだろうか。

旧ブログの現在のアクセスはほとんどが検索エンジンから来ており、それならこちらのブログでもある程度拾うことができるだろう。私の名前で検索すると旧ブログがトップに来てしまう状況は、個人としてのSEO(検索エンジン最適化)にも問題があるだろう。

ただし、少数だがリンクやブックマークからのアクセスもある。かつて私からかけたトラックバック経由のアクセスもほんの少しだが含まれており、消去するのはいささか心苦しくもある。

そうはいっても、いつ消去されるか分からないままいつまでも放置するのは問題があろう、ということで、今秋をめどに自身で消去することにした。一定 期間告知するためのメッセージをココログに近日中に埋め込んでおく。・・・こう宣言しないと、いつまでもぐずぐず思案してそうだし(苦笑)、踏ん切りをつ けることにする。

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ブログ人登録 2008年03月15日